プロ野球日本シリーズの歴史〜日本一をかけた戦い〜

プロ野球日本シリーズの歴史 日程・イベント

プロ野球シーズン、1年間のクライマックスである「日本シリーズ」。

日本シリーズはセ・リーグとパ・リーグの2リーグに分かれた1950年から毎年行われていて、2021年は第72回大会です。

これまでの対戦ではセ・リーグが35回、パ・リーグが36回日本一となっています。

当記事では日本シリーズの歴史やエピソードなどを紹介します。

2021年日本シリーズの日程・放送予定

プロ野球日本シリーズとは

プロ野球の日本シリーズとはレギュラーシーズン終了後に行われるセ・パ両リーグの代表チームの戦いです。

2006年までは優勝チーム同士の対戦でしたが、2007年から「クライマックスシリーズ」を勝ち上がったチーム同士の対戦になりました。

日本シリーズの歴史・エピソード

これまでの日本シリーズのエピソードをいくつか紹介します。

1950年 初めての日本シリーズ

もともとプロ野球は1リーグ制でしたが、1949年にセ・リーグとパ・リーグの2リーグに分割しました。

それにより、1950年に初めて日本シリーズが行われました。対戦カードは「松竹ロビンズ(セ・リーグ)vs毎日オリオンズ(パ・リーグ)」でした。

第1回の1950年は各球団の本拠地ではなく1試合ごとに球場を変えて行われました。

1964年 初めてのナイトゲーム

日本シリーズは10月〜11月にかけて行われるので、寒さなどを考慮して第1回からデーゲームで行われていました。

1964年は10月に東京オリンピック開催されたため、日本シリーズが10月1日〜10月10日に行われました。10月上旬はまだ暖かいこともあり、全試合ナイトゲームで行われました。

ちなみにその時の対戦カードは「阪神vs南海(現ソフトバンク)」でした。

1965年〜1973年巨人が9年連続日本一

過去には1965年から1973年まで読売ジャイアンツ(巨人)が9年連続で日本一になったこともありました。いわゆる「V9(ブイナイン)」ですね。

1981年全試合同一球場

1981年の対戦カードの巨人vs日本ハムで本拠地がいずれも「後楽園球場(当時)」でした。全試合とも同一球場で行われました。

東京ドームになってからは「巨人vs日本ハム」が行われたのは日本ハムが札幌に移転したあとなので、2020年時点で、東京ドームでの全試合同一球場対決は行われていません。

1980年代西武黄金時代

1982年〜1994年まで11度のリーグ優勝、8度の日本一とこの期間、日本シリーズに出れなかったのは2度だけと無類の強さを誇っていました。

1986年 初の現時点唯一の第8戦

1986年の「広島vs西武」の日本シリーズは第1戦で引き分けで、第2戦~第4戦で広島が3連勝で王手をかけたのち、第5戦~第7戦で西武が3連勝で五分に持ち込みました。

第7戦の時点で3勝3敗1分と決着がつかなかったので第8戦が行われました。

第8戦では西武ライオンズの秋山幸二選手がバク宙ホームインをしたので有名です。

1995年から全試合ナイトゲーム

1993年までは1964年を除いて、全試合デーゲームで行われていました。

1994年に第3戦〜第5戦をナイトゲームで行われ、1995年からは全試合ナイトゲームで行われるようになりました。(2011年第1戦は除く)

シーズン1位以外のチームの日本シリーズ出場

パ・リーグでは2004年から「プレーオフ」が導入され、2007年からはセ・パ両リーグで「クライマックスシリーズ」が導入されました。

「プレーオフ」・「クライマックスシリーズ」が導入されてことで、レギュラーシーズン1位以外のチームが日本シリーズに

現存する全球団日本一経験あり(2021年現在)

2013年に楽天イーグルスが日本一になったことで、現存する12球団すべてで1度は日本一を経験しています。

2013年の楽天イーグルスは田中将大投手の開幕から24連勝と、多分二度と破られることがない金字塔を打ち立てました。

2010年代ソフトバンクセ・リーグ全球団から日本一

ソフトバンクは2010年代に6度の日本シリーズ出場・日本一となりましたが、6度とも対戦相手が異なりました。

2018年・2019年がソフトバンクが2位、2014年阪神が2位、2017年がDeNA3位とクライマックスシリーズでリーグ優勝チーム以外が日本シリーズに進出したからではないでしょうか。

2020年全試合DH制採用の日本シリーズ

日本シリーズでは、パ・リーグチームのホームゲームだけDH制が採用されますが、2020年は出場した巨人・ソフトバンクの両チームの了承のもと、全試合DH制が採用されました。

各チームの日本シリーズの出場回数・優勝回数

2020年シーズン終了時点での日本シリーズ出場回数と日本一になった回数、最後に日本シリーズに出場した年などをまとめてみました。(回数は前身球団も含みます。)

セ・リーグ

セ・リーグは9年連続日本一となった巨人が圧倒的に多いです。

チーム出場回数最終出場年日本一回数最後に日本一
となった年
読売ジャイアンツ36回2020年22回2012年
中日ドラゴンズ10回2011年2回2007年
広島東洋カープ8回2018年3回1984年
東京ヤクルトスワローズ7回2015年5回2001年
阪神タイガース6回2014年1回1985年
横浜DeNAベイスターズ3回2017年2回1998年

※他に松竹ロビンズが1回出場

パ・リーグ

パ・リーグは西武とソフトバンクが出場回数・日本一回数も多いです。

チーム出場回数最終出場年日本一回数最後に日本一
となった年
埼玉西武ライオンズ21回2008年13回2008年
福岡ソフトバンクホークス18回2020年11回2020年
オリックス・バファローズ12回1996年4回1996年
北海道日本ハムファイターズ7回2016年3回2016年
千葉ロッテマリーンズ6回2010年4回2010年
東北楽天ゴールデンイーグルス1回2013年1回2013年

※他に近鉄バファローズが4回出場

日本シリーズから一番遠ざかっている球団

2020年シーズン終了時点で、一番日本シリーズから遠ざかっているのは、オリックスで、前身のオリックスブルーウェーブ時代の1996年、イチロー氏が在籍していた時が最後です。(1996年の日本シリーズはオリックスが日本一)

オリックスと合併した近鉄は2001年にリーグ優勝をして、日本シリーズへ進出しています。(結果はヤクルトスワローズが日本一)

プロ野球日本一から一番遠のいている球団

2020年シーズン終了時点で、プロ野球日本一から一番遠ざかっているのは、意外にも広島カープで1984年です。

2011~2020年の日本シリーズ戦績

過去10年間、2011~2020年の日本シリーズの戦績をまとめました。

セ・リーグ結果
(勝敗)
パ・リーグ
2011中日3-4ソフトバンク
2012巨人4-2日本ハム
2013巨人3-4楽天
2014阪神1-4ソフトバンク
2015ヤクルト1-4ソフトバンク
2016広島2-4日本ハム
2017DeNA2-4ソフトバンク
2018広島1-1-4ソフトバンク
2019巨人0-4ソフトバンク
2020巨人0-4ソフトバンク

太字が日本一チーム

過去10年の戦績(2011~2020)

過去10年ではセ・リーグが1回、パ・リーグが9回とパ・リーグが圧倒的に日本一になる回数が多いです。

セ・リーグが最後に日本一となったのは、2012年の巨人です。

リーグ優勝チーム以外の日本シリーズ出場

優勝チーム以外が日本シリーズに出ているのは、2010年のロッテ、2014年の阪神、2017年のDeNA、2018・2019年ソフトバンクの4チームです。

ソフトバンクは2年連続で2位からの日本シリーズ進出し、日本一になっています。

第4戦で終了した日本シリーズ

日本シリーズはどちらかのチームが4連勝すると、第4戦で終了します。2019年・2020年はソフトバンクが巨人に4連勝したことで、第4戦で終了しました。

第7戦までもつれた日本シリーズ

2011年・2013年の日本シリーズは第7戦までもつれました。

2011年は第1戦〜第6戦はビジターチームが勝利という外弁慶の状態が続きました。第7戦はホームチームのソフトバンクが勝ち、8年ぶりの日本一となりました。

2013年は第7戦では前日の第6戦で完投した田中将大投手が9回に登板して、楽天イーグルス初の球団日本一となりました。

プロ野球日本シリーズの歴史まとめ

日本シリーズは1950年からこれまで71回行われ、セ・パ両リーグの対戦成績はほぼ互角です。

今年もパ・リーグのチームが日本一になるのか、2012年以来9年ぶりにセ・リーグのチームが日本一になるか目が離せません。

というわけで、今回は日本シリーズの歴史・エピソードを紹介してまいりました。

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