プロ野球日本シリーズの歴史〜日本一をかけた戦い〜

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プロ野球日本シリーズの歴史

プロ野球シーズン、1年間のクライマックスである「日本シリーズ」。

日本シリーズはセ・リーグとパ・リーグの2リーグに分かれた1950年から毎年行われています。

当記事では日本シリーズの歴史やエピソードなどを紹介します。

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プロ野球日本シリーズとは

プロ野球日本シリーズとは

プロ野球の日本シリーズとはレギュラーシーズン終了後に行われるセ・パ両リーグの代表チームの戦いです。

2006年までは各リーグの優勝チーム同士の対戦でしたが、2007年以降、「クライマックスシリーズ」を勝ち上がったチーム同士の対戦になりました。

クライマックスシリーズについて詳しくはこちらの記事をご覧ください。

日本シリーズの歴史・エピソード

これまでの日本シリーズのエピソードをいくつか紹介します。

1950年 初めての日本シリーズ

もともとプロ野球は1リーグ制でしたが、1949年にセ・リーグとパ・リーグの2リーグに分割しました。

それにより、1950年に初めて日本シリーズが行われました。対戦カードは「松竹ロビンズ(セ・リーグ)vs毎日オリオンズ(パ・リーグ)」でした。

第1回の1950年は各球団の本拠地ではなく1試合ごとに球場を変えて行われました。

1964年 初めてのナイトゲーム

日本シリーズは10月〜11月にかけて行われるので、寒さなどを考慮して第1回からデーゲームで行われていました。

ただ、1964年は10月に東京オリンピック開催されたため、日本シリーズが例年よりも早い10月1日〜10月10日に行われました。
10月上旬はまだ暖かいこともあり、全試合ナイトゲームで行われました。

ちなみにその時の対戦カードは「阪神vs南海(現ソフトバンク)」でした。

それ以降、日本シリーズでの関西に本拠地があるチーム同士の対戦は2023年の「阪神vsオリックス」まで、59年間ありませんでした。

1965年〜1973年巨人が9年連続日本一

過去には1965年から1973年まで読売ジャイアンツ(巨人)が9年連続で日本一になったこともありました。
いわゆる「V9(ブイナイン)」ですね。

それ以降、西武の3年連続日本一、ソフトバンクの4年連続日本一はありましたが、5年以上連続日本一となると1965年~1973年の巨人だけです。

1981年全試合同一球場(後楽園球場)

1981年の対戦カードは「巨人vs日本ハム」で、本拠地がいずれも「後楽園球場(当時)」でした。
全試合とも同一球場で行われました。

1988年に巨人と日本ハムは本拠地を後楽園球場から東京ドームへ移転しましたが、日本ハムが東京ドームを本拠地とする最終年の2003年まで一度もありませんでした。

次に「巨人vs日本ハム」の日本シリーズがあったのは日本ハムが札幌に移転した後の2009年でした。

2024年時点で、東京ドームも含め、全試合同一球場対決は行われていません。

1980年代西武黄金時代

1982年〜1994年まで11度のリーグ優勝、8度の日本一とこの期間、日本シリーズに出れなかったのは2度だけと無類の強さを誇っていました。

パ・リーグ優勝日本一
1982西武西武
1983西武西武
1984阪急(現:オリックス)広島
1985西武阪神
1986西武西武
1987西武西武
1988西武西武
1989近鉄巨人
1990西武西武
1991西武西武
1992西武西武
1993西武ヤクルト
1994西武巨人

1986年 初の現時点唯一の第8戦

1986年の「広島vs西武」の日本シリーズは第1戦で引き分けで、第2戦~第4戦で広島が3連勝で王手をかけたのち、第5戦~第7戦で西武が3連勝で五分に持ち込みました。

第7戦の時点で3勝3敗1分と決着がつかなかったので第8戦が行われました。第8戦では西武ライオンズの秋山幸二選手がバク宙ホームインをしたので有名です。

1995年から全試合ナイトゲーム

1993年までは1964年を除いて、全試合デーゲームで行われていました。

1994年に第3戦〜第5戦をナイトゲームで行われ、1995年からは全試合ナイトゲームで行われるようになりました。(2011年の第1戦は除く)

シーズン1位以外のチームの日本シリーズ出場

日本シリーズへの出場をかけた決戦として、パ・リーグでは2004年から「プレーオフ」が導入され、2007年からはセ・パ両リーグで「クライマックスシリーズ」が導入されました。

「プレーオフ」・「クライマックスシリーズ」が導入されたことで、レギュラーシーズン1位以外のチームが日本シリーズに進出する場合が出てきました。

これまで、レギュラーシーズン2位・3位のチームが日本シリーズに進出したのは、以下のチームです。

パ・リーグ
  • 西武(2004年)
  • ロッテ(2005年・2010年)
  • ソフトバンク(2018年・2019年)
セ・リーグ
  • 阪神(2014年)
  • DeNA(2017年)

また、これまでレギュラーシーズン1位チーム以外のチーム同士の対戦の日本シリーズはありません。

現存する全球団日本一経験あり(2023年現在)

2013年に楽天イーグルスが日本一になったことで、現存する12球団すべてで1度は日本一を経験しています。

2013年の楽天イーグルスは田中将大投手の開幕から24連勝と、多分二度と破られることがない金字塔を打ち立てました。

2010年代ソフトバンクセ・リーグ全球団から日本一

ソフトバンクは2010年代に6度の日本シリーズ出場・日本一となりましたが、6度とも対戦相手が異なりました。

2018年・2019年がソフトバンクが2位、2014年阪神が2位、2017年がDeNA3位とクライマックスシリーズでリーグ優勝チーム以外が日本シリーズに進出したからではないでしょうか。

2020年全試合DH制採用の日本シリーズ

日本シリーズでは、パ・リーグチームのホームゲームだけDH制が採用されますが、2020年は出場した巨人・ソフトバンクの両チームの了承のもと、全試合DH制が採用されました。

結果はソフトバンクホークスの4連勝で、4年連続の日本一に輝きました。

2021年両チームとも前年最下位のチーム同士の対戦

2021年の日本シリーズはセ・リーグがヤクルト、パ・リーグがオリックスが出場しました。

両リーグともに前年最下位のチームで、最下位チーム同士の日本シリーズでの対戦は史上初でした。

結果はヤクルトスワローズの4勝2敗で2001年以来20年ぶりの日本一となりました。

2022年オリックス2敗1分けから4連勝で日本一

2022年は、2021年と同じく、「ヤクルトvsオリックス」の対戦カードとなりました。

第1戦・第3戦とヤクルトが勝ち、第2戦が引き分けで、3戦目までオリックスが未勝利でしたが、第4戦~第5戦とオリックス連勝しました。

第5戦終了時点で2勝2敗1分けで1986年以来の第8戦が行われる可能性が高かったですが、その後オリックスが第6戦、第7戦と連勝して日本一を決めました。よって、第8戦は行われませんでした。

2023年阪神38年ぶりの日本一

2023年は「阪神vsオリックス」の関西ダービーと呼ばれる対戦となりました。

関西を本拠地とするチームの対戦は、1度目の東京オリンピックがあった1964年に行われた「阪神vs南海(現ソフトバンク)」以来59年ぶりでした。

第7戦までもつれ、阪神タイガースが1985年以来38年ぶりの日本一となりました。

各チームの日本シリーズの出場回数・優勝回数

日本シリーズ出場回数(2023年まで)と日本一になった回数(2023年終了時点)、最後に日本シリーズに出場した年などをまとめてみました。(回数は前身球団も含みます。)

セ・リーグ

セ・リーグは9年連続日本一となった巨人が圧倒的に多いです。

チーム出場回数最終出場年日本一回数最後に日本一
となった年
読売ジャイアンツ36回2020年22回2012年
中日ドラゴンズ10回2011年2回2007年
東京ヤクルトスワローズ9回2022年6回2021年
広島東洋カープ8回2018年3回1984年
阪神タイガース7回2023年2回2023年
横浜DeNAベイスターズ3回2017年2回1998年

※他に松竹ロビンズが1回出場

パ・リーグ

パ・リーグは西武とソフトバンクが出場回数・日本一回数も多いです。

チーム出場回数最終出場年日本一回数最後に日本一
となった年
埼玉西武ライオンズ21回2008年13回2008年
福岡ソフトバンクホークス18回2020年11回2020年
オリックス・バファローズ15回2023年5回2022年
北海道日本ハムファイターズ7回2016年3回2016年
千葉ロッテマリーンズ6回2010年4回2010年
東北楽天ゴールデンイーグルス1回2013年1回2013年

※他に近鉄バファローズが4回出場

日本シリーズから一番遠ざかっている球団

2022年時点で日本シリーズの出場から1番遠ざかっているのが、2008年に出場した埼玉西武ライオンズです。

プロ野球日本一から一番遠のいている球団

2020年シーズン終了時点で、プロ野球日本一から一番遠ざかっているのは、意外にも広島カープで1984年です。

2014~2023年の日本シリーズ戦績

過去10年間、2014~2023年の日本シリーズの戦績をまとめました。

セ・リーグ結果
(セ・リーグの勝敗)
パ・リーグ
2014阪神1勝4敗ソフトバンク
2015ヤクルト1勝4敗ソフトバンク
2016広島2勝4敗日本ハム
2017DeNA2勝4敗ソフトバンク
2018広島1勝4敗1分ソフトバンク
2019巨人0勝4敗ソフトバンク
2020巨人0勝4敗ソフトバンク
2021ヤクルト4勝2敗オリックス
2022ヤクルト2勝4敗1分オリックス
2023阪神4勝3敗オリックス

太字が日本一チーム

過去10年の戦績(2014~2023)

過去10年ではセ・リーグが2回、パ・リーグが8回とパ・リーグが圧倒的に日本一になる回数が多いです。

ただ、直近3年は2度セ・リーグが日本位置となっています。

リーグ優勝チーム以外の日本シリーズ出場

優勝チーム以外が日本シリーズに出ているのは、2010年のロッテ、2014年の阪神、2017年のDeNA、2018・2019年ソフトバンクの4チームです。

ソフトバンクは2年連続で2位からの日本シリーズ進出し、日本一になっています。

第4戦で終了した日本シリーズ

日本シリーズはどちらかのチームが4連勝すると、第4戦で終了します。2019年・2020年はソフトバンクが巨人に4連勝したことで、第4戦で終了しました。

第7戦までもつれた日本シリーズ

2022年・2023年の日本シリーズは第7戦までもつれました。

2022年は第1戦と第3戦がヤクルトが勝利、第2戦が引き分けとヤクルト有利の状態で進みましたが、第4戦からオリックス・バファローズが4連勝で日本一となりました。

2023年は第1戦が阪神が勝利、第2・3戦がオリックスが勝利、第4・5戦が阪神が勝利して、阪神が王手をかけました。
第6戦は2024年シーズンから大リーグに挑戦する山本由伸投手が完投勝利して、決着は第7戦となりました。
第7戦は、5回までに阪神が6点いれて、38年ぶりの日本一を決めました。

プロ野球日本シリーズの歴史まとめ

日本シリーズは1950年からこれまで73回行われ、セ・パ両リーグの対戦成績はほぼ互角です。

2022年の日本シリーズはオリックス・バファローズ26年ぶりの日本一となりました。

というわけで、今回は日本シリーズの歴史・エピソードを紹介してまいりました。

2024年シーズンプロ野球日程

2023年日本シリーズ日程

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