テレビやネットでのプロ野球観戦も楽しいですが、球場に足を運んで観戦するのは格別です。
当記事ではプロ野球観戦に必要な持ち物、観戦するのに便利なグッズなどを紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
プロ野球観戦に必要なもの【必須】
プロ野球観戦には次のものを必ず持っていく必要があります。
- 観戦チケット
- 財布・携帯電話などの貴重品
それぞれ詳しくみていきましょう。
観戦チケット
ファームの試合は無料の場合もありますが、1軍戦は観戦チケットが必須です。
観戦チケットは、一般的にバックネット裏やグラウンドに近い席が高く、外野席や外野に近いほど安くなります。
プロ野球観戦初心者は、外野席寄りの内野席が値段も安くて、ゆったり観戦ができます。
最近では、公式サイトからのチケット購入&スマホのQRコード入場というケースも増えてきて、チケットレス化が進んでいます。
空いていれば、当日購入も可能
観戦チケットは空いていれば当日購入もできます。ただし、当日券は前売り券よりも高くなる場合が多いです。
また、開幕戦や終盤戦、クライマックスシリーズ、日本シリーズなどは、発売後チケットがすぐに売り切れて当日券が発売されないことも多いです。
近年では、ほとんどの球場で全席指定席となっているので、よい席で観戦したい場合、早めのチケット購入をおすすめします。
財布・携帯電話などの貴重品
球場への行き帰りの交通費、飲み物や食べ物などの購入で財布は必要です。
最近ではSuicaなどの交通系ICカードやQRコード決済などが普及していますが、現金しか使えないところもあります。
特に球場内で売り子さんから飲み物を購入する頻度が多い場合、小銭入れを用意しておくとスムーズにお金のやりとりができます。
完全キャッシュレス化の球場もあり
次の球場は完全キャッシュレス化を実施していて現金が使えません。
- 東京ドーム
- 楽天モバイルパーク
- エスコンフィールドHOKKAIDO
あらかじめSuicaなどの交通系ICカードもしくはPayPayなどQRコード決済を用意しておきましょう。
Suica
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プロ野球観戦であると便利なもの
プロ野球観戦はチケットと財布やスマホなどをもっていけばいいですが、次のグッズがあると便利です。
- モバイルバッテリー
- ハンカチ・ハンドタオル
- ウェットティッシュ
- ゴミ袋
- 水筒(飲み物)
- クッションシート
- チケットホルダー
- 携帯扇風機(夏場)
それぞれ詳しくみましょう。
モバイルバッテリー
野球観戦に限らずお出かけのときは、意外とスマホのバッテリーの減りが早いです。
モバイルバッテリーがあると、電池切れの心配がありません。
特にスマホで写真や動画を多く撮る方はコンパクトで大容量のモバイルバッテリーがおすすめです。
ハンカチ・ハンドタオル
ハンドドライヤーもありますが、球場によっては使用停止になっている場合もあります。
ハンカチ・ハンドタオルは用意しておいた方がよいです。
ウェットティッシュ
ウェットティッシュは球場で飲食するとき、椅子などを拭くときに重宝します。
ポケットタイプが持ち運びに便利です。
ゴミ袋
ゴミ袋があれば飲食物を食べたあとのゴミをまとめるのに便利です。
ゴミ袋にまとめておけば、退場時に球場内のごみ箱に入れるだけで後片付けもスムーズです。
足元にバッグなど直置きしたくない場合、大きめの袋(バッグのサイズにあわせて)があると汚れずに済みます。
また、屋外球場の場合、突然の雨でも荷物が濡れる心配もありません。
水筒(飲み物)
夏場は屋外球場や空調設備のないベルーナドームでは熱中症の危険性もあるので、水分補給は欠かせません。
飲み物を球場で購入するのもいいですが、自宅などで水筒に飲み物をいれていくと節約できます。
ペットボトルの持ち込みが禁止されている球場でも、水筒は持ち込み可能な場合がほとんどです。
ペットボトル持ち込み禁止の球場(2024年7月現在)
- バンテリンドーム
- マツダスタジアム
(紙コップへの移し替えは可能) - エスコンフィールド
- 楽天モバイルパーク
また、春や秋など寒い時季は温かい飲み物を入れると快適に観戦できます。
また、コーラやサイダーなどの炭酸飲料対応の保冷水筒もあります。
ビン・カンの持ち込みは禁止
ビン・カンの持ち込みはどの球場でも禁止となっています。
以前は、球場の入口などで紙コップへの移し替えを行っていましたが、マツダスタジアム(広島カープ主催試合)を除いて、ビン・カンからの移し替えサービスは終了となっています。
クッションシート
最近では、クッション付きの座席も増えてきましたが、外野席や内野席でも安い座席はプラスチック製の硬い椅子が多いです。
プロ野球の試合時間は3時間前後と長時間になるので、クッションシートがあると快適に観戦できます。
チケットホルダー
トイレや飲み物・食べ物を購入するときに座席を離れるとき、出入り口で係員がチケットチェックする場合があります。
首にかけるタイプのチケットホルダーがあれば、食べ物や飲み物を持っていてもスムーズに出せます。
また、チケットの紛失してしまう心配もありません。
携帯扇風機(夏場)
携帯扇風機は暑い夏場の試合を快適に観戦するのに役立ちます。特に屋外球場や冷房のないベルーナドームでは重宝しますよ。携帯扇風機はハンディータイプや首掛け式などありますが、持ち運びものを選ぶとよいでしょう。
野球観戦がより楽しくなるグッズ
レプリカユニフォームやタオルなどの応援グッズを持っていくとよりプロ野球観戦が楽しめます。
- レプリカユニフォーム
- タオル
- ジェット風船
- 選手名鑑
- カメラ
- 双眼鏡
- ラジオ
それぞれ詳しくみてみましょう。
レプリカユニフォーム
球場に行くとレプリカユニフォームを着て応援している方が多いです。
球場内にあるショップでも販売されているので、行った当日に購入できます。
選手の背番号、名前などのワッペンも発売されています。好きな選手の名前・背番号を入れて応援するのもよし、背番号に自分の名前を入れるのもいいのでは。
ユニフォームプレゼントで手に入れる方法も
また、各球団ではユニフォームプレゼントを行っている日もあります。
イベントの日はチケットが手に入りにくいことがありますが、チケット代だけ(もしくは追加料金支払い)で、ユニフォームが手に入れられます。
2024年シーズンのユニフォーム配布イベントはこちらの記事でまとめてありますので、あわせてご覧ください。
タオル
プロ野球中継を見ると、推しの選手のタオルを掲げる人多いですよね。このタオルも球場のショップで購入できます。
期間や地域限定のタオルもありますので、中にはタオルをコレクションする人もいらっしゃいます。
ジェット風船
7回表裏の攻撃前に行われる「ラッキー7」や試合勝利時にファンが一斉に飛ばすジェット風船。
2020年以降、感染症対策として自粛されていましたが、2023年以降、専用のジェット風船に限り、一部の球団で再開しています。
- 横浜スタジアム(DeNA)
- マツダスタジアム(広島)
- 楽天モバイルパーク(楽天)
- ベルーナドーム(西武)
- みずほPayPayドーム(ソフトバンク)
専用のジェット風船は空気入れ(ポンプ)とともに球場で販売されています。
選手名鑑
球場での観戦の場合、実況や解説がありません。
選手の情報はネットでも調べられますが、選手名鑑の本を見ながら観戦するとより楽しめます。
選手名鑑は各社で発売しているので、書店などで中身をみて気に入ったものを購入しましょう。
選手名鑑は週刊誌サイズのものもありますが、球場に持っていくときは「プロ野球カラー名鑑」がコンパクトでおすすめです。
(サイズは文庫本と同じぐらいです)
カメラ
選手や球場の様子を撮影したい方は、スマホのカメラで撮影するのもいいですが、望遠機能にも限界があります。望遠機能のある一眼レフカメラがあるといいかもしれません。
一眼レフカメラなら望遠レンズに変えれば、遠くにいる選手も撮影できます。
球場で写真撮影するときの注意点
写真を撮る際、三脚などでカメラを固定して撮影したいかもしれませんが、三脚(一脚)は持ち込み禁止となっている球団もありますし、他のお客さんの迷惑になる場合もあるので、使用できないと考えた方がよいです。
また、撮影した写真をSNSやブログなどへアップする場合は、肖像権などに配慮するようにしましょう。
双眼鏡(望遠鏡)
後ろの方の座席だと、選手が小さくて見えないことが多いと思います。
そんなとき双眼鏡があると選手の動きや表情など細かな様子も見られます。
また、Canonからビデオカメラとデジカメに望遠鏡の機能が付いたカメラ『PowerShot ZOOM』は望遠鏡で見ながら、写真や動画の撮影ができます。
ラジオ
観戦している試合のラジオ中継がある場合、実況・解説を聴きながら試合観戦が楽しめます。
インターネットでラジオが聴けるradikoアプリの場合、1分〜2分ほど遅延が生じるので現地観戦には向いていません。
radiko
radiko Co.,Ltd.無料posted withアプリーチ
AM/FMラジオがあると遅延がなく、ラジオを聴きながらの野球観戦も可能です。
屋外球場で便利なもの
屋外球場はドーム球場と違い、特に夏場は直射日光が強いです。また、急に雨が降ってくることもあります。
雨が降ってきても、大雨にならない限りはプレーが継続されることがほとんどです。
野外球場で観戦する場合は以下のものを持っていくとよいでしょう。
- レインコート
- 帽子
- サングラス
- 日焼け止め
レインコート
雨具は手が空くので、レインコートもしくはポンチョにしましょう。
帽子
屋外球場の場合、直射日光が強いので、帽子・サングラスがあると快適に観戦できます。
各球団選手が被っている帽子のレプリカをはじめ、オリジナルデザインの帽子もあります。
サングラス
デーゲームは特に直射日光が当たることが多いので、サングラスがあると便利です。
屋外でのデーゲームの時は、サングラスを使用しているプロ野球選手もいます。
日焼け止め
晴れた日の試合観戦のときは日焼け止めを塗っておいた方がよいでしょう。
ナイターの場合でも試合開始前はまだ日差しが強いので、日焼け止めを塗ることをおすすめします。
野球場へ行くときの服装
野球場へ行くときの服装は特に決まっていません。普段着で大丈夫です。
平日は仕事帰りの方が多く、職場からそのままスーツで行かれる方も多いです。
Yシャツの上からレプリカユニフォームを着るのも意外といます。
球場内は階段が多く、球場まで歩くことも多いので、女性の方はヒールのない靴かスニーカーがおすすめです。
基本的には奇抜な恰好でなければなんでもOKです。
ただ外野席はレプリカユニフォームの着用率が高いので用意した方がいいかもしれません。
プロ野球観戦に必要な持ち物・便利グッズまとめ
今回はプロ野球観戦に必要なもの、持っていくとより楽しめる観戦グッズを紹介しました。
◎必ず持っていく必要があるもの
- 観戦チケット
- 現金・スマホなどの貴重品
○あると便利なもの
- モバイルバッテリー
- ハンカチ・ハンドタオル
- ウェットティッシュ
- ゴミ袋
- 水筒(飲み物)
- クッションシート
- チケットホルダー
- 携帯扇風機(夏場)
☆野球観戦がより楽しくなるグッズ
- レプリカユニフォーム
- タオル
- ジェット風船
- 選手名鑑
- カメラ
- 双眼鏡
- ラジオ
◇屋外球場であると便利なもの
- レインコート
- 帽子
- サングラス
- 日焼け止め
基本的にはチケットさえ入手すれば野球の試合は見られますが、応援グッズなどを用意するとより楽しめます。
球場での観戦される際に、参考にしてみてくださいね。
お時間があればあわせてどうぞ
■球場の飲食物持ち込みルール(セ・リーグ)
■球場の飲食物持ち込みルール(パ・リーグ)
■野球観戦初心者向けの座席
■プロ野球のシーズンの流れ