パ・リーグ公式のネット配信サービス「パーソルパ・リーグTV」ではパ・リーグ主催試合の1軍戦だけでなく、ファーム(2軍)の試合も見られるのが特徴です。
また、パ・リーグの過去の試合が2012年以降の12年分、合計6,000試合以上配信されています。
当記事ではパーソルパ・リーグTVについて
- 見られる試合・おすすめ機能
- 料金プラン
- パ・リーグTVとDAZNとの比較
を解説します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
パーソル パ・リーグTVとは
「パーソル パ・リーグTV」はパシフィックリーグマーケティングが運営しているパ・リーグ公式の動画配信サービスです。
料金は月額1,595円(税込)で、パ・リーグチームの主催試合ならば1軍戦だけでなく、ファーム(2軍)戦も見られるのが特徴です。
パ・リーグTVで見られる試合
パ・リーグTVでは、パ・リーグ主催のレギュラーシーズンの試合をはじめ、クライマックスシリーズなども視聴できます。
- パ・リーグ1軍公式戦
- パ・リーグチームファーム主催公式戦
(一部試合を除く) - セ・パ交流戦
(パ・リーグ・巨人・阪神主催試合) - クライマックスシリーズ
(パ・リーグのみ) - オープン戦
(パ・リーグ主催試合)
※一部試合を除く - 春季キャンプ(一部日程)
- ファン感謝デー
また、パ・リーグTVでは見逃し配信のアーカイブも充実していて、2012年以降の6,000試合以上見られます。
アーカイブも充実!
パ・リーグTVで無料で見られるコンテンツ
パ・リーグTVは試合中継のライブ&見逃し配信は有料ですが、試合のハイライトやヒーローインタビューなど無料で見られるコンテンツもあります。
- 試合ハイライト
- ヒーローインタビュー
- 注目プレー
- 始球式
- 記録達成シーン
- 引退セレモニー
- 優勝祝勝会 など
パ・リーグTVは試合のハイライトやヒーローインタビューだけ見るなら、ログインなしで無料視聴できます。
パ・リーグTVで見られない試合
セ・リーグ主催試合は巨人・阪神主催の交流戦を除いてパ・リーグTVでは配信がありません。
- セ・リーグ主催試合
(巨人・阪神主催の交流戦を除く) - セ・リーグチーム主催のファーム戦
- クライマックスシリーズ
(セ・リーグの試合) - オープン戦
(セ・リーグ主催試合) - オールスターゲーム
- 日本シリーズ
ちなみにオールスターゲームや日本シリーズは地上波で見られます。
パ・リーグTVの便利な機能
パ・リーグTVには3試合同時視聴や実況・スコアON/OFFなど様々な便利な機能があります。
- 3試合同時視聴
(ライブ配信、PCのみ) - 実況ON/OFF
(球場音のみでの試合観戦も可能) - スコアON/OFF
(結果を見ずに試合が見られる) - マルチアングルVOD
- ライブ位置調整ボタン
- 再生速度調整
- 1打席1球VOD
1軍戦:2017年以降
ファーム戦:2022年以降 - ピクチャーインピクチャー
☆詳しくはこちら
パ・リーグTVの対応デバイス
パ・リーグTVはパソコン、スマホをはじめ、以下のデバイスに対応しています。
- パソコン
(Windows・Mac) - スマートフォン
(Android・iOS) - タブレット
(Android・iOS) - テレビ
パ・リーグTVをテレビで見る方法
パ・リーグTVをテレビで見る方法として、次の4つの方法があります。
いずれの方法もパソコンやスマホなどと接続することで視聴できます。
- Chromecast(ミラーリング)
※PC・Androidに対応 - Fire TV
- Apple TV (AirPlay)
※Mac・iPhone・iPadに対応 - Android TV
- テレビとのHDMIケーブルでの接続
- MIRACAST接続
テレビとの接続方法の詳細はリーグ公式動画配信サービス【パーソル パ・リーグTV】公式サイトにて確認ください
パ・リーグTVの画質
パ・リーグTVではライブ配信の場合、通信環境により以下の画質に自動で切り替わります。
- 3Mbps(1080p)
フルHD画質 - 1.8Mbps(720p)
HD画質 - 750kbps(360p)
- 240kbps(138p)
通信速度が低下すると画質が荒くなります。
特に240kbps(最低画質)の場合、スマホからでも見づらいことがあります。
パ・リーグTVのメリット・デメリット
パ・リーグTVのメリット・デメリットについて、こちらの記事も参考にしてみてくださいね。
パーソルパ・リーグTVの料金プラン
パーソルパ・リーグTVの料金プランは次の2種類です。
いずれのプランも見られるコンテンツに差はありません。
- パ・リーグ見放題パック
(月額1,595円) - 1dayチケット
(1日660円)
※いずれも税込
ここからは、各料金プランを詳しく紹介します。
パ・リーグ見放題パック
パ・リーグ見放題パックは月額1,595円でパ・リーグTVで配信している試合がすべて見放題の定額プランです。
パ・リーグの試合のライブ配信はもちろん、過去12年間の6,000試合以上のアーカイブが見放題です。
さらに1軍戦に加えて、ファーム(2軍)の試合も見られます。
ファンクラブ会員価格(月額550円割引)
パ・リーグ6球団のいずれかのファンクラブ会員ならば、月額550円割引の月額1,045円(税込)でパ・リーグ見放題パックが利用できます。
対象となるのは次のファンクラブです。いずれも有料会員限定です。
- FAV(日本ハム)
- CLUB EAGLES(楽天)
- TEAM26(ロッテ)
- TEAM LIONS(西武)
- BsCLUB(オリックス)
- クラブホークス(ソフトバンク)
■クリック(タップ)すると各ファンクラブのホームページにリンクします。
※ファンクラブ会員特別価格はクレジットカード払いのみ適用となります。
登録時に「球団名」と「会員番号」を入力すると、ファンクラブ会員特別価格で利用できます。
ファンクラブ会員なら
月額1,045円
1dayチケット
1dayチケットはパ・リーグTVが1日限定視聴できるプランです。利用できる機能は、先ほど紹介した「パ・リーグ見放題パック」と同じです。
申込んだ時点から翌日の12:00まで視聴でき、料金は660円(税込)です。
単発で見る場合はいいですが、1ヶ月に2~3試合以上見るなら、パ・リーグ見放題パックを選ぶようにしましょう。
パ・リーグTVの無料期間
パ・リーグTVでは基本的に無料期間はありません。
ただ、2024年3月21日〜3月31日の期間限定で無料で視聴できる「3月無料キャンペーン」を実施していました。
パ・リーグTVの支払い方法
パ・リーグTVの支払い方法は新規入会と既存会員で支払い方法が異なります。
新規入会
これからパ・リーグTVに入会される方は以下の支払い方法で登録できます。
- クレジットカード
VISA
Mastarcard
(国内発行のカードのみ)
JCB
アメリカンエクスプレス
ダイナーズクラブ - デビットカード
(カード会社により決済方法が変わる)
楽天Payなどのクレジットカード以外の決済は使えません。
既存会員
既存会員の場合は、クレジットカード以外にも以下の支払い方法がそのまま利用できます。
- クレジットカード
- デビットカード
- 楽天Pay決済
- Yahoo!ウォレット
- docomoキャリア決済
- auかんたん決済
ただし、一度退会して再入会する場合は新規入会扱いとなり、クレジットカード(デビットカード)のみの決済になります。
パーソルパ・リーグTVとDAZNを比較
パ・リーグ主催試合が配信されている「パーソルパ・リーグTV」とスポーツ専門動画配信サービス「DAZN」を以下の点で比べてみました。
- 中継される試合
- アーカイブ視聴
- 視聴可能なデバイス
- 料金プラン
それぞれ詳しくみてみましょう。
比較①中継される試合(ライブ配信)
パ・リーグTVとDAZNのライブ配信される試合を表にまとめました。
パ・リーグTV | DAZN | |
---|---|---|
公式サイト | パーソル パ・リーグTV | DAZN |
パ・リーグ主催 リーグ戦 | 視聴可能 | 視聴可能 |
セ・リーグ主催 リーグ戦 | 視聴不可 | (広島を除く) | 視聴可能
セ・パ交流戦 | 主催試合 | 巨人・阪神(広島を除く) | 視聴可能
ファーム(2軍) | 主催試合 | パ・リーグ一部試合のみ |
クライマックスシリーズ | パ・リーグ | (広島を除く) | セ・パ両リーグ
パ・リーグTVはパ・リーグの1軍・ファームの両方とも見られますが、DAZNは一部を除いて1軍戦のみです。
パ・リーグの試合をファームを含めてみたい場合はパ・リーグTVがおすすめです。
パ・リーグの1軍・ファーム
両方見られる
一方、DAZNは広島カープ以外のセ・パ11球団の試合が見られます。
パ・リーグの試合だけでなく、セ・リーグの試合も見たい方はDAZNがおすすめです。
セ・パ両リーグ見られる
比較②見逃し配信期間
パ・リーグTVでは2012年以降の6,000試合以上ものパ・リーグ主催試合がすべて視聴できます。
パ・リーグTVとDAZNの見逃し配信期間は以下のとおりです。
パ・リーグTV | 2012年以降(1軍) (ファームは2016年以降) |
---|---|
DAZN | フルタイム:1週間 ハイライト:30日間 |
DAZNはハイライトでも30日前までしかさかのぼれませんが、パ・リーグTVなら2012年のパ・リーグ1軍主催試合がすべて視聴できます。
パ・リーグの過去の試合も見たい方はパ・リーグTV がおすすめです。
過去の試合も見られる!
比較③視聴可能なデバイス
視聴可能なデバイスはDAZNの方がパ・リーグTVに比べて多くのデバイスに対応しています。
デバイス | パーソル パ・リーグTV | DAZN |
---|---|---|
パソコン Windows Mac | ○ | ○ |
スマートフォン Android iOS | ○ | ○ |
タブレット Android iOS | ○ | ○ |
Chromecast | △※ | ○ |
Fire TV | ○ | ○ |
Apple TV | ○ | ○ |
Android TV | ○ | ○ |
PS4 | × | ○ |
Xbox | × | ○ |
DAZNは、スマホ・パソコンをはじめ、PS4やXboxのゲーム機など多くのデバイスに対応しています。
パ・リーグTVはDAZNに比べて対応するデバイスは少ないですが、ChromecastやFireTVなどテレビでネット配信が見られる主要な機器に対応しています。
比較④料金プラン
パ・リーグTVの料金プランは、パ・リーグ見放題パックと1DAYチケットの2種類あります。
DAZNの料金プランは、DAZN BASEBALLとDAZN Standardの2種類あります。
パ・リーグTVとDAZNの料金を比較表にまとめました。
パ・リーグTV (パ・リーグ見放題パック) | DAZN BASEBALL | DAZN Standard | |
---|---|---|---|
特徴 | ・パ・リーグTV 全コンテンツ見放題 | ・DAZNの野球に 特化したプラン | ・プロ野球以外の スポーツも見られるプラン |
見られる球団数 | パ・リーグ6球団 | 11球団 (広島を除く) | 11球団 (広島を除く) |
月額料金 | 1,595円 | 2,300円 ※年間契約 | 4,200円 |
割引プラン | ファンクラブ 会員価格 月額1,045円 | ー | 年間プラン(一括払い) 32,000円/年 |
その他 | 1DAYチケット 660円 | ー | DMM×DAZNホーダイ 月額3,480円 |
料金面だけ見た場合、パ・リーグTVの方が月額1,595円(税込)とDAZNよりも優れています。さらに、パ・リーグチームのファンクラブ会員ならば月額1,045円で見られます。
ただ、セ・リーグの試合も見たい場合、パ・リーグTVではなくDAZNが選択肢に入ります。
DAZNでプロ野球を安く見る方法として、プロ野球に特化した「DAZN BASEBALL」があげられます。
DAZN BASEBALLは年間契約が必須ですが、料金が月々2,300円(税込)とDAZNのプロ野球がリーズナブルに視聴できます。
詳しくはこちら
また、DAZNを短期間だけ見たい場合は、DMMプレミアムとDAZN(Standard)がセットになった「DMM×DAZNホーダイ」がおすすめです。
DMM×DAZNホーダイの料金は月額3,480円とDAZNの月間プランよりも月々720円おトクです。
詳しくはこちら
パ・リーグTVの特徴・料金プラン DAZNとの比較|まとめ
今回はパーソルパ・リーグTVの特徴と料金プランを解説した上で、プロ野球のネット配信サービスとして知名度の高いDAZNと比較しました。
最後にパーソルパ・リーグTVとDAZNのどちらがおすすめか条件別にまとめました。
- パ・リーグの過去の試合を見たい方
(2012年以降視聴可能) - パ・リーグ主催のファーム戦も見たい方
- パ・リーグのファンクラブ会員の方
(月額1,045円で視聴可能) - パ・リーグの試合だけで十分な方
(セ・リーグの試合は見ない方)
パーソルパ・リーグTVはとことんパ・リーグを楽しみたい方におすすめです。
ファーム戦・過去の試合も見られる
- セ・リーグの試合も見たい方
(広島カープ以外の11球団主催試合を配信) - PS4などのゲーム機を使って視聴したい方
視聴状況に応じて、パーソルパ・リーグTVとDAZNを使い分けてみるとよいでしょう。
セ・リーグもパ・リーグも見られる!
時間があればあわせてどうぞ!
■パ・リーグのネット配信比較
■プロ野球シーズンの流れ