2021年版 育成契約出身の支配下登録選手まとめ

育成契約出身の支配下登録選手 プロ野球コラム

プロ野球の試合を見ていると「育成出身」という言葉を聞く機会があると思います。

育成出身選手といえば、ソフトバンクホークスの千賀投手、甲斐選手などが挙げられます。

当記事では2021年現在の育成選手から支配下登録選手となった選手をまとめてみました。

育成出身選手とは

育成出身選手とは育成契約から支配下登録に移行した選手です。

2021年6月現在、12球団であわせて63人在籍しています。

育成選手は支配下選手とは異なり、1軍戦に出られなかったり、待遇面も雲泥の差だったりします。

また、2軍戦も育成選手は1試合で5人までと、育成契約選手が多いと出場するのも大変です。

少ないチャンスをものにして、1軍で活躍できる力をつけ、2軍戦などで活躍すると、支配下登録への昇格が認められます。

現在では12球団すべてに育成出身の支配下登録選手がいます。

2021年現在の育成出身の支配下登録選手

ここでは入団時に育成契約で、2021年時点で支配下登録されている選手を所属している球団別に紹介します。

通常のドラフト会議を経て入団し、一度育成契約になったものの支配下登録に復帰した選手は除きます

福岡ソフトバンクホークス

ソフトバンクは千賀投手や甲斐捕手、モイネロ投手など13名が育成出身選手と12球団で一番多いです。

2010年は6人中3人(千賀・牧原・甲斐)、2017年は6人中5人(大竹・周東・尾形・リチャード・渡邉雄)が高い割合で支配下登録を勝ち取っています。

背番号選手名ポジション育成ドラフト順位
(外国人枠は入団年月)
支配下登録時期
10大竹耕太郎投手2017年4位2018年7月
29石川柊太投手2013年1位2016年7月
35★リバン・モイネロ投手2017年5月2017年6月
39尾形崇斗投手2017年1位2020年3月
41千賀滉大投手2010年4位2012年4月
42大関友久投手2019年2位2021年5月
48渡邉雄大投手2017年6位2020年8月
19甲斐拓也捕手2010年6位2013年11月
79渡邉陸捕手2018年1位2021年8月
23周東佑京内野手2017年2位2019年3月
36牧原大成内野手2010年5位2012年6月
52(砂川)リチャード内野手2017年3位2020年3月
60釜元豪外野手2011年1位2015年7月

★は外国人枠の選手

千葉ロッテマリーンズ

2014年・2015年と2年連続30セーブあげた西野投手、ロッテの代走の切り札、和田選手などがいます。

背番号選手名ポジション育成ドラフト順位
(外国人枠は入団年月)
支配下登録時期備考
29西野勇士投手2008年5位2012年11月
49本前郁也投手2019年1位2021年3月
76★ホセ・フローレス投手2019年12月2020年3月
92国吉佑樹投手2009年1位2011年7月2021年6月
DeNAより
95植田将太捕手2019年2位2021年8月
99柿沼友哉捕手2016年2位2016年7月
63和田康士朗外野手2017年1位2020年6月

★は外国人枠の選手

埼玉西武ライオンズ

西武ライオンズは以前は育成選手を積極的に取らなかったですが、2018年3人、2020年5人とここ数年以前より多くの選手を獲得しています。

2021年5月に前年の育成ドラフト会議5位の水上投手が支配下登録を勝ち取っていて、パ・リーグ新人無失点記録を更新しました。

背番号選手名ポジション育成ドラフト順位
(外国人枠は入団年月)
支配下登録時期
69水上由伸投手2020年5位2021年5月
78齊藤誠人捕手2017年2位2019年6月
65戸川大輔外野手2014年1位2015年11月
73高木渉外野手2017年1位2018年11月

東北楽天ゴールデンイーグルス

楽天は意外と育成出身選手が少なく、2021年現在2名です。宋家豪投手は2021年シーズンはセットアッパーとして活躍しています。

背番号選手名ポジション育成ドラフト順位
(外国人枠は入団年月)
支配下登録時期備考
43★宋家豪投手2015年10月2017年7月
55田中貴也捕手2014年3位
(巨人)
2017年7月2020年9月
楽天へ移籍

★は外国人枠の選手

北海道日本ハムファイターズ

一番最後まで育成選手をとらなかった日本ハム。2018年のドラフト会議で初めて獲得しました。

背番号選手名ポジション育成ドラフト順位
(外国人枠は入団年月)
支配下登録時期
43長谷川凌汰投手2019年3位2021年3月
93樋口龍之介内野手2019年2位2020年9月
69宮田輝星外野手2019年1位2021年8月

オリックスバファローズ

オリックスはここ数年、ドラフト会議での育成選手の指名が増えていて、2020年の育成ドラフトでは6人獲得しています。

背番号選手名ポジション育成ドラフト順位
(外国人枠は入団年月)
支配下登録時期備考
39飯田優也投手2012年3位
(ソフトバンク)
2014年5月2018年7月阪神移籍
2020年8月オリックス移籍
61榊原翼投手2016年2位2018年3月
65漆原大晟投手2018年1位2020年2月
95神戸文也投手2017年3位2019年7月
98張奕投手2016年1位2019年5月
40大下誠一郎内野手2019年6位2020年9月
60佐野如一外野手2020年5位2021年3月

読売ジャイアンツ

巨人は育成ドラフトでの獲得人数、育成選手の在籍人数が一番多いです。

背番号選手名ポジション育成ドラフト順位
(外国人枠は入団年)
支配下登録時期備考
42クリストファー・
クリソストモ・メルセデス
投手2017年2018年7月
90戸田懐生投手2020年7位2021年6月
92沼田翔平投手2018年3位2020年5月
95堀岡隼人投手2016年7位2019年7月
94喜多隆介捕手2020年2位2021年8月
0増田大輝内野手2015年1位2017年7月
93平間 隼人内野手2019年1位2021年6月
98★エスタミー・ウレーニャ内野手2019年12月2020年9月
31松原聖弥外野手2016年5位2018年7月
51八百坂卓丸外野手2014年1位
(楽天)
2019年12月
(巨人)
2017年7月
(楽天)
2021年2月
(巨人)
2019年オフ
楽天で戦力外

★は外国人枠の選手

阪神タイガース

阪神は2012年〜2016年に育成ドラフトに参加せず、2017年以降も指名人数は少なめです。

背番号選手名ポジション育成ドラフト順位
(外国人枠は入団年)
支配下登録時期備考
34二保旭投手2008年2位2012年7月2021年7月ソフトバンクより移籍
93石井将希投手2017年1位2020年9月
95片山雄哉捕手2018年1位2019年7月
97小野寺暖外野手2019年1位2021年4月

中日ドラゴンズ

中日は外国人の育成出身の選手が多いのが特徴です。守護神のライデル・マルティネス投手や捕手登録のアリエル・マルティネス選手は育成出身選手です。

背番号選手名ポジション育成ドラフト順位
(外国人枠は入団年)
支配下登録時期
43三ツ間卓也投手2015年3位2016年11月
53石田健人マルク投手2017年2位2020年9月
67★ジャリエル・ロドリゲス投手2020年1月2020年8月
70近藤廉投手2020年1位2021年3月
97★ライデル・マルティネス投手2017年4月2018年4月
57★アリエル・マルティネス捕手2018年3月2020年7月
31渡辺勝外野手2015年6位2018年11月

★は外国人枠の選手

横浜DeNAベイスターズ

2021年現在、DeNAの育成出身選手は4名いますが、全員投手です。育成ドラフトでも投手を中心に指名しています。

背番号選手名ポジション育成ドラフト順位
(外国人枠は入団年月)
支配下登録時期
47砂田毅樹投手2013年1位2015年6月
49★ケビン・シャッケルフォード投手2020年11月2021年4月
93中川虎大投手2017年1位2019年7月
94笠井崇正投手2016年1位2018年1月

★外国人枠の選手

広島東洋カープ

フランスア投手やメヒア選手などドミニカ共和国にあるカープアカデミー出身の選手が多いのが特徴です。

背番号選手名ポジション育成ドラフト順位
(外国人枠は入団年月)
支配下登録時期備考
58藤井黎來投手2017年2位2020年9月
97★ヘロニモ・フランスア投手2018年3月2018年5月
98★ロベルト・コルニエル投手2020年9月2021年3月
00曽根海成内野手2013年3位
(ソフトバンク)
2017年3月2018年7月広島移籍
96★アレハンドロ・メヒア内野手2016年3月2017年7月
59大盛穂外野手2018年1位2019年11月

★外国人枠の選手

東京ヤクルトスワローズ

ヤクルトは他球団で戦力外(自由契約)になった選手を育成契約で獲得するケースが多いです。

背番号選手名ポジション育成ドラフト順位
(外国人枠は入団年月)
支配下登録時期備考
53長谷川宙輝投手2016年2位
(ソフトバンク)
2019年11月
(ヤクルト)
2019年オフ
ソフトバンクより移籍
59大村孟投手2016年1位2018年3月
65松本友内野手2018年2位2020年7月

2021年版 育成出身の支配下登録選手まとめ

今回は2021年現在の育成出身の支配下登録選手を紹介しました。

育成出身選手が特に活躍しているのはソフトバンクホークスではないでしょうか。

先発ピッチャーが千賀・石川投手、8回の男モイネロ投手、正捕手の甲斐選手、2020年盗塁王の周東選手、ユーティリティープレーヤーの牧原選手と育成出身の選手がチームを引っ張っています。

育成出身選手は支配下登録になるだけでも大変です。支配下登録枠に限りがあるので2軍などの結果を残しても昇格できないことも多いです。

そんな中で一軍でバリバリ活躍するのは努力と実力の賜物ではないかと思います。

育成出身の選手の活躍に注目ですね。

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